著者が見事に看破した圧倒的なパラドックス
「顧客第一」や「顧客志向」というスローガンは誰にも反対されないスローガンとして、
自己正当化のために経営者が濫用していることを著者はまず書いている。
また、
「優良企業は顧客の声に耳を傾けて競争に負ける」というくだりも実にParadoxである。
スティーブ・ジョブズのような真のイノベーターは消費者調査を無視したとしている。
なぜならば消費者は自分たち消費者が何(いかなる消費財)を欲しているのか知っていないことをジョブズは知っていたからだ。

 第2章のプライシングの逆説も興味深い。
「コスト競争には強いが価格競争には弱い日本企業」として、
著者は価格競争の弱さを「コミュニケーション能力の低さ」だと断じている。

「パターン認識で過去にこだわる」というくだりもおもしろい。
吉野屋の牛丼材料選択の事例である。
過去の成功パターンにこだわって大艦巨砲艦隊決戦思考から抜けきれずに敗れた日本海軍のことが私は脳裏に浮かんだ。

第3章のブランドの逆説では、
「トヨタにはチャネル戦略はあってもブランド戦略はなかった」とし、
「資生堂は企業ブランドしかつくれなかった」とする。

第5章の経営戦略の逆説では、
「大企業病の正体は人間の脳の仕組みにある」として人間の進化と生存確率の経験値から「変化を嫌い現状を維持したがる」パターン思考が脳内にあるためだと主張するくだりでは、
著者の魅力的な真骨頂爆発である。

 本書は、
経営戦略とマーケティングと企業文化とブランド論と組織論と、
さらには進化論や人間の神経科学にまできわめて広範な分野に触れつつ様々な経営のパラドックス論を展開している。
この著者は、
よくある左脳だけで論理をいじくり回すような机上の空論を振り回す”センセー”とは違う。
著者ルディー和子氏は右脳と左脳を駆使して我々に現在の企業戦略で苦しむ経営者たちがいったいどのように正しい歩を進めるべきか、
どのようにしたら自ら墓穴を掘らなくて済むのかを明確に示してくれている。
本書は経営戦略の雄編としてこれから長く多くの経営者や企業家(起業家)たち等によって読み継がれて行くであろう。
合理的なのに愚かな戦略

その他の感想

大は小をかねますが、本当にデカイのでご注意
大学院を漠然と考えている方に。
ジョッキへの給油がちょっと
作りが悪すぎる
ワンサイズ上がぴったりでした。
もう少し的をしぼるべき
少し小さめ…。
我が家のインコには・・・
パンダ大好き
いつでもどこでも気軽に使用してます。
通はリマスタリングに注目。
授業デザインの観点から、学術的、実践的視点を併せ持ちながら、子どもと教師の学びをまとめた良書
ハイレベル!
効率よく観るためのプランづくりに欠かせない
透明度が非常にいい
意外に便利ですが、USB出力がイマイチ。
ドライブレコーダーの電源ケーブルとして購入。
科学が心の世界にどれだけ踏み込めるか、その幕開け
芸術とヌキの間で。
キング・オブ・知恵の輪
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ホワイトは販売されなくなりましたね
Glorius Appearing
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ライトなノートパソコンを探していて、
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