一次史料による通説批判の再検証と勝頼再評価
 本書は、
武田氏研究で知られる修士号を持つ1964年生まれの高校教諭が2014年に刊行した、
敗者武田勝頼の側から見た長篠合戦の検証である。
著者はこの難題に、
一次史料の博捜という基本に立ち返って取り組み、
以下の結論を得た。
第一に、
勝頼は同時代には愚将とは見なされなかった。
むしろ父信玄が彼を最初から、
諏方旧臣たちの反発を承知で、
名目上諏方氏の跡取りとして遇したこと、
しかし長男義信謀反の結果、
彼に武田家を委ねねばならなくなったことから、
遺言で孫信勝成人までの陣代という、
家中をまとめきれない地位を与えたことが、
彼を「強過ぎたる大将」にしてしまった理由だという。
しかも、
信玄晩年の外交政策や三年秘喪の遺言は批判的に見られている。
第二に、
著者は史料批判の結果、
『甲陽軍鑑』や『甫庵信長記』を史料として再評価し、
武田騎馬隊虚構説は誤りであること、
鉄砲を持つ敵陣への突撃は当時としては正攻法であったこと、
織田軍の鉄砲は三千あった可能性があり、
三段撃ちは移動なき三列の輪番射撃を指すことを実証する。
この結果、
長篠合戦の敗因は軍事革命ではなく、
単なる兵力・鉄砲装備の差と勝頼の情報把握の不備に起因することになる。
また、
著者は両軍の布陣も再検証している(228頁)。
第三に、
武田家没落の原因は長篠合戦ではなく北条氏との断交による孤立である。
他方、
これ以後信長は天下人意識を強め、
東国を家督を譲った長男信忠と徳川に委ね、
自身は西国攻略に向かうことになる。
第四に、
本書は研究の進展を踏まえ、
武田家臣団の状況を詳細に紹介している。
諏方氏や山家三方衆の家系図、
武田氏の軍役定書や長篠合戦での武田軍将卒戦死者の一覧表などを用いた状況説明は読みごたえがある。
以上の主張の是非はにわかに判断しかねるが、
充分に説得力がある。
書き漏らしたことについて、
著者は別途著書を刊行されるとのことで、
それにも期待したい。
長篠合戦と武田勝頼 (敗者の日本史)

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