靴が、意外に重要だった…
ゲバラの本ははじめて。
シンプルで表現力富む文体に、
魅了された。
理論書のはずなのに、
すごい臨場感。
実戦から革命の成就を経て、
キューバ革命政府の政務の合間に記された本書は、
フェルナンド・ロペスの挿絵の力も借りて、
ゲリラ戦さなかの森林にいるような気分にさせられる。

「厳正な自己規制」「克己心」をゲリラ戦士に求め、
「心底からテロリズムを否定する」ゲバラの高貴で戦術的な精神が、
戦場での実体験に受肉したうえで、
生き生きした理論に昇華している。
経験や実体験から「理論」を引き剥がせないくらい、
それは一体化している。
「ヒット・エンド・ラン」、
「敵こそが武器弾薬の供給源であることを絶対に忘れてはならない」といった戦術・戦略論、
組織運営について、
またモロトフ・カクテル(火炎瓶)での戦闘、
対戦車用の落とし罠の詳述もいい。
だが本書の根っこには、
長く厳しいゲリラ戦を生きぬくための、
生活マニュアルとしての生気が脈打っている。
いや、
それらはここでは、
別ものではないのだ。
靴が重要。
武器と靴とが大事だと、
ゲバラは何度も言及。
「眠る時にも敵の奇襲に備えて靴を脱がない方がよい(…)靴は貴重品である。
靴一足を持つ者は(…)うまく生きのびる保障を持つ」。
靴がないと一歩も踏み出せないのだな、
ほんとに。

「ゲリラ戦士のハンモックには、
それぞれの兵士特有の体臭が移ることで知られている」、
「砂糖は塩と同じく必需品であり、
これのない生活は全くの難行である」「食事は日常における唯一のイベントであるので(…)配給量を正確に計り、
少しの不公平もあってはならない」など。
山野を駆けめぐり、
どしゃぶりの雨でびしょ濡れになった若者たちの息づかい、
笑い、
気だるさがふっと伝わってくる。
彼らが若いのか、
時代が若いのか、
よく分からない。
革命成就の高揚感のせいかもしれないが、
このエネルギーは何なのか。
ゲバラいわく、
「戦闘員生活の枠内で、
最も興味深い出来事は―つまり、
歓喜の絶頂を全員にもたらし、
新しい力を吹き込むものは―戦闘である」。
非暴力闘争の先の最終手段としての戦闘、
その生の力に触れられる。
新訳 ゲリラ戦争―キューバ革命軍の戦略・戦術 (中公文庫)

その他の感想

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造り、デザインが素晴らしい。
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