待望の書
待望の『「ボヴァリー夫人」論』であるから、
一気に読了した。


著者はかつて、
吉本隆明との対談で、
こう豪語していた。

――《わたしはたまたまギュスターヴ・フローベールを専攻しているわけですが、
この領域で相手にすべき人間は世界に二十人といないわけです》(1980年)

じっさい、
その後、
散発的に発表されてきた蓮実氏の「ボヴァリー考」は、
いずれも斬新かつ新鮮であった。

それだけにわたしは、
本書の刊行を心待ちにしていたのだ。


本書の眼目は《ひたすら【『ボヴァリー夫人』という】テクストを読むこと》(141ページ)にある。

したがって、
作者フローベールがいかなる意図をもってある文章を書いたのか……といった穿鑿は、
いっさい排除される。

《作者フローベールがどれだけ意識的であったかは明らかではない》(633ページ)からだ。


そうして著者が読み込んだ『ボヴァリー夫人』は、
じつに意外な貌を見せる。

わたしは『ボヴァリー夫人』を数回、
読んでいるが、
「エッ、
そうだったの」という指摘が何か所もあった。

そのいくつかを列挙してみる。


(1)ヨンヴィルとルーアンを結ぶ乗合馬車は、
第二部では外が見えない箱馬車とされているが、
第三部では《街道筋の景色》(24ページ)がすっかり見えるように記述されている。


(2)世の批評家はよくヒロインを「エンマ・ボヴァリー」と呼ぶが、
《この固有名詞は……「テクスト」のどこにも書きつけられてはいない》(28ページ)

(3)「ボヴァリー夫人」とはだれか。
――《シャルルの母親と、
彼の初婚の相手である年上の未亡人と、
二度目の妻であるエンマ》(37ページ)をさしている。


(4)「僕」と語り始めた話者はテクストの途中で消えてしまう。
では、
物語を紡ぎだす話者とは何者か。
――《『ボヴァリー夫人』は、
あくまで一人称単数の話者によって語られる物語である》(130ページ)
「ボヴァリー夫人」論 (単行本)

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