現代における空海を考える高村薫渾身の作
高村薫氏の近著が「空海」とは意外であった。
キリスト系の学校(同志社女子高、
国際基督教大)で学び、
緻密な論理で政治を論じ、
社会性に満ちた小説を書く氏が仏教僧についての評論を発表するのは、
私には想定外だったのだ。
しかし、
高村氏は本書の「序」で阪神淡路大震災以来、
仏や命について思索をめぐらし、
空海に行きついたと述べている。
そして「21世紀を生きる日本人にとっての、
21世紀の等身大の空海像を捉えたい」と、
高村氏は空海を訪ねて日本各地への旅を開始したのだった。


空海に対して高村氏は3つのアプローチを試みている。
ひとつは空海の残した著作や史料を読み込むという作業である。
次に、
空海が訪れた地や実施した修行や儀式に足を運び追体験することで、
空海の身体感覚や思考を捉えようとする。
3つ目は、
四国遍路や東北大震災の被災地やオウム教団の元信徒やハンセン氏病の療養所に出向いて、
空海の開いた教えが現在の民衆にどのように受け入れられているかを知ろうとする。
この3つのアプローチを通して、
高村氏は、
空海を深く理解するとともに、
現代において空海はどのような意味を持つのかを明らかにする。


本書の中で高村氏は注目すべき指摘をいくつも行っている。

その一つは、
空海が密教の奥義や神秘体験を言語化すべく、
もがき続けたという指摘である。
神秘体験と言語はもともと異質なものであるが、
それを融合しようと空海は苦闘したのであった。
その結果、
優れた文筆家でもある空海をしても言語化は果たせなかった。


空海は真言密教の奥義を完璧なまでに体系化したが故に、
弟子が教義をそれ以上に発展させる余地がなかった。
完成度の高さが災いして、
内容の探求が忘れられて儀式のみが残り、
空海の滅入後は一般への影響力を失っていった。
一方で最澄が開いた天台宗の教義は未完成であったがために、
弟子に優秀な僧が輩出して教義が完成に向かい、
広く世に伝搬したのである。
なんという皮肉であろうか。
しかし、
滅入後に空海は弘法大師として復活し、
新たな歴史をつくっていくのである。
空海

その他の感想

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