解らんものは解らん――では、いつまでも解らない
 10代後半から20代後半までは、
小林秀雄をよく読んだ。
友人の中に小林の信奉者が二人いて、
彼等に感化されていたのだ。
その友人達のお蔭で、
ドフトエフスキーも読んだし、
印象派の絵画を観ることもおぼえた。
が、
30を超えてからは小林を殆ど読まなくなった。
知的好奇心が失せた、
と云うよりも、
知的虚栄心すら失くなったと云うことなのだろう。
いくら一所懸命読んでもよく解らなかったのだ。
よく解らないものを読むことは疲れる。
「解らんものは解らん」でいいではないか、
そう開き直ったのだ。

 そして、
ついこの間、
朝日新聞の書評欄で『小林秀雄の哲学』の紹介を読み、
誠に低俗な動機で恥ずかしいのだが、
小林の若き日々の女性関係が赤裸々に語られていると知り、
興味を覚えてこの本を購入した。
これまで知らなかった小林の様々な面を知ることができて面白かった。
長谷川康子、
坂本睦子との経緯(いきさつ)は、
ぼんやりとは知っていたが、
あの「人生の教師」「君子」然とした小林にこんな面があったのかと驚くと同時に、
成程そうだったのか、
と納得することも多々あった。

 また、
酒を飲んだ小林が、
論争の相手が涙を流すまで攻めまくる「いじめっ子」であったことも面白かった。
彼の文章と同じように、
小林はあくまで自己主張の人。
「論理」の人ではなく「信念」の人だったのだろう。

 何が論理的に正しいかは、
科学の世界では大切かもしれないが、
一人一人の人間にとってはさして大切ではない、
個々人にとって大切なのは、
己が何を信じ、
その信じるものを飽くまで信じてどう生きるかなのだ――どうやら小林の思想の中心にあるのは、
そのことのようだ。

 若い頃の私は、
小林のそうした考え方に反撥していたのかもしれない。
あまりに自己中心的に思われたからだろう。
そうした生き方が果たして善い生き方なのかどうか、
未だによく判らない。
が、
歳を取った今、
そうした生き方に自分が憧れていることも確かなのだ。

 小林が亡くなったのは80歳。
万が一そこまで生きられると仮定するならの話だが、
私にはまだ17年近くの年月が残されていることになる。
懐かしい友の顔を思い浮かべながら、
もう一度一所懸命小林秀雄に挑戦してみようかしら、
……と思わせてくれる一冊だった。
改訂版 小林秀雄の哲学 (朝日新書)

その他の感想

想像以下
仕立てのせいか?
犬用に
新品を注文、でも届いたのは中古品
自転車(英式?)だとメーターは役に立たないけど
価格 性能 すべて満足です。
スポーツジムには、これ一枚で十分です
吉田さんのファンとしてひとこと。
色落ちがすごい(;;)
チューニングの第一歩
タイトルは詐欺、内容は疑問。幻冬舎、どうした? その上 著者は経歴詐称か・・なら返品もの?
「マーケティングをもっと知りたい!!」と気持ちをあげてくれる内容です。
誠京麻雀、決着
男性が邂逅しながら読むと面白いかも?
機能面ではこの価格なら言うこと無し
まさに「億万長者になるための教科書」
狭い場所でもできる新『ワンダーコア』
手頃なジャケット
おなかが見えすぎなくてよい
オーバーハンドのキャスト注意!
コピーかと思ったわ
アトラス品質
面ファスナーが弱すぎ・・・
USB3.0も安くなりました。
しっかり装着すると純正品と見分けがつかないです。
飲みやすく確かな効果もあり
刻の流れに感涙
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20年ぶりのNEC
値段に対してとても良品質
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