なぜ「誘惑する立場」なのか?
 本書は、
独立して読める27のキーワードを通じて、
20世紀の言語論の大きな流れ、
基本的な考え方を概観することを目的として書かれたものである。
しかし本書は、
これらのキーワードとして取り上げられた人物や概念を、
一般的に論じるのではなく、
むしろ本書が考えるそれらの現在的意義に焦点を当て論じる。
すなわち本書は、
現在の言語論の進むべき方向性としてまず誘惑論的転回を想定し、
そこから遡る形で、

 1)システム・構造としての言語(記号論的視点)
 2)無意識としての言語(精神分析的視点)
 3)行為・コミュニケーションとしての言語(言語使用論的視点)
という3つに現代言語論を整理し、
評価する。


 以下、
簡単な批評。

 本書は、
言語論の「語る―聴く立場」から「誘惑する立場」への移行という観点から一貫して書かれており、
主張が分かりやすい。
しかし、
本書は限定された視点の下で書かれているため、
グー、
ブレンダル、
イェルムスレウといったあまり馴染みのない言語学者を取り上げる一方、
知名度の高いチョムスキーを除外している。
また、
シニフィエ、
シニフィアンといった基本的な概念については解説していない。
デリダ/サール論争を取り上げているが、
デリダ自身については解説していない。
本書の叙述は分かりやすく書かれてはいるが、
ある程度の言語学と哲学の素養が要求されるだろう。


 本書の主張する立場は、
現代思想のコミュニケーション論的転回と軌を一にするものであり、
納得できる。
しかし、
それが「誘惑」という概念で捉えられるものかどうかは疑問に感じられた。
なるほど確かに、
「誘惑する立場」によって非対称的なコミュニケーションを俎上にのせることができるかもしれない。
しかし、
思考の中心はあいかわらず主体であり、
ここでの他者は主体による投影にすぎないのではないか。
つまり、
誘惑者の言葉は、
形式的なディアローグであり、
結局は自己充足的なモノローグに過ぎないのではないか。
おそらく、
他者性がここで論じられるべきなのであろうが、
本書では取り上げていない。
現代言語論―ソシュール フロイト ウィトゲンシュタイン (ワードマップ)

その他の感想

異業種の対談が非常に面白い
すぐに欠けます
キックスタンドが固すぎる
こんなに簡単で
値段の割には良いと思います
鈴木邦夫『公安警察の手口』(ちくま新書)とともに。
007フォーサイスより面白く読める
除菌ならカビキラー
小3の娘に
特に不具合なし
思ったよりも見易い。わかりやすい。
簡単にシートに印刷できました。
タルミに効果実感☆
限定のノートがかわいい
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よく整理され短時間でよく分かる算数の本
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最高ですよ
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