「丸山眞男という幻像」を斬る!
本書も著者の竹内洋先生があちこちに寄稿した文章を中央公論社編集部の人間が再構成し、
あたかもそれらをはじめから書き下ろしたかのように再構成することで出来上がったシロモノである。
ただし同じやり方で作った前作「学問の下流化」に比べると羊頭狗肉でもないし、
内容含め、
かなり出来は良くなっている。


本書を貫くテーマは「大衆」であり「大衆の幻像」である。
元々世を憂い政策云々を思考し議論するのはエリートの仕事だった。
エリートはかなりの確率で元々金持ちであり特権階級の子弟だった。
しかし、
四民平等思想の下でしかれた教育制度の下で、
エリート予備軍たる金持ちの子弟は公立小学校に多くは通学し、
やがて上級学校(旧制中学校であり旧制高等学校)に進む段になって、
階級格差ゆえに上級学校に進めない庶民階級の同級生を目の当たりにすることでエリート予備軍たちはエリート・コンプレックス(金持ちの子供に生まれたばっかりに、
僕だけが良い思いをして申し訳ない)を持つようになる。
そして、
「あるべき世の中」を考えるに際して、
こうしたエリート予備軍たちは脳内で「大衆幻想」を持つようになり、
おびえ、
懊悩したというのである。
残念ながらというか、
私にはこうしたエリート・コンプレックスは一切ない。
私自身がまぎれもないエリートの一員であるにもかかわらずだ。
おそらく、
私が生まれた時点で日本は四民平等の社会がついに実現していたことが大きいのであろう。


本書では二人の政治家が血祭りにあげられている。
ポピュリスト政治家の権化小沢一郎と反知性主義のグロテスクな象徴橋下徹である。
著者の橋下市長に対する筆致はとりわけ厳しい。


以前にも書いたが、
どうも著者は石原慎太郎なる愚劣な作家を一橋大学の象徴にしたいようなのだが、
何度でも言う。
石原慎太郎は一橋大学の卒業生ではあるが、
それ以上でもそれ以下でもなく、
石原に「一橋的なるもの」を代表させるのには無理がある。
これは自殺した三島由紀夫に「東大的なるもの」を象徴させることに無理があるのと、
同じ構造だと思う。
むしろ本書の功績は、
いまや完全に忘れ去られつつあるメディア知識人の走り、
加藤秀俊を一橋大OBとして取り上げたことであろう。
いま読み返しても加藤が当時縦横無尽な活躍していたことが見て取れる。
大衆の幻像

その他の感想

ありそうでない商品。
水道水のお供に
ちゃんと見なかったから
考えようです。
デザイン・除湿力も良くて、パネルも掃除ができる
The end of a great series
子育て中主婦も一気読み。
日本語化可能+Win7/64 Win8/64動作可能
心にしみこむってこのこと。
サイズ選択のところにカラー表記も欲しい
「口ぐせ」こそ企業文化そのもの
マラソン後半で効果実感!
ストッキング女子におすすめ!!
とても良かった!(お勧めします)
ごくごく当たり前の商品ですが・・安いです!
気の入った物は良いね。
愛煙家にも墓参りにも
マイチェン版であって改良版にあらず
要点のみが書いてあります。
取っ手が短い
ハイユニが絶対ではない
青空に・・・
足形に合うか心配だったが
耐久性は、合格・・・。
結構便利です
ヒビ入りとは書いてあったが……。
薄いけど触り心地は良
科学性と実用性が高度に両立
意外な効き目も!
初めての再生品の使用。
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