広い視野で書かれた格好のラテンアメリカ文学入門書
ラテンアメリカ文学にある程度親しんできた者であれば、
木村榮一の名を知らぬ者はいないだろう。
著者は、
日本におけるスペイン語圏文学翻訳の第一人者である。
その木村氏が選んだ「ラテンアメリカ十大小説」は次の通り。


・ボルヘス 『エル・アレフ』
・カルペンティエル 『失われた足跡』
・アストゥリアス 『大統領閣下』
・コルタサル 『石蹴り』
・ガルシア=マルケス 『百年の孤独』
・フェンテス 『我らが大地』
・バルガス=リョサ 『緑の家』
・ドノソ 『夜のみだらな鳥』
・プイグ 『蜘蛛女のキス』
・アジェンデ 『精霊たちの家』

各章は、
上記作品の一部引用で始まり、
その作家のこれまでの経歴、
作品についての小論、
それ以外の代表作の紹介で構成されている。
ちょっとした文学史ともいえるだろう。


若い人にも読んでほしいという著者の言葉からもわかるように、
です・ます調で書かれた文章は非常に読みやすく、
目線をあえて初心者に合わせているところが好ましい印象を与える。
このことは入門書の基本であるといってよいかもしれない。
また、
ラテンアメリカ文学にとどまらず、
他国語の文学についても言及され、
その柔軟な筆致にぐいぐいと読まされる。
例えば、
フェンテスを論じた章では、
さりげなく小川洋子の『博士の愛した数式』の話から始められていたりする。
そのほか、
司馬遼太郎、
開高健、
ラフカディオ・ハーンなど、
日本人により馴染みのある名前を挙げながら、
初心者が自然に興味を持てるような配慮がなされているところもすばらしい。


ラテンアメリカ文学のコアな読者であれば、
物足りない部分もあるのかもしれないが、
初心者の一人である私にとっては十分すぎるくらいの内容であった。
個人的には、
アジェンデの章の最後に、
ちゃんとロベルト・ボラーニョについて触れてくれているのがうれしい限りである。


上に上げた10作品のうち、
唯一フェンテスの『我らが大地』が未邦訳のようだ。
非常に面白そうな作品である。
近いうちに、
著者による邦訳が出るのではないかという予感を勝手ながら持った次第。
ラテンアメリカ十大小説 (岩波新書)

その他の感想

Windows10の情報が気になり購入したのに・・・
ダイヤルは固いです
オルトリリー用
殺虫剤、薬剤です。
それぞれの持ち物が可愛かったです。
装着が大変
素材はもっとしっかりしたものを。
組み立てが大変……笑
ビジネススクール仕込みの本格テキスト
元気を出したい人へ
役に立たず
なかなかいいよ。
価格と品質のバランスが素晴らしい良品
いんでないかい
モデルグラフィックスバイク記事の増補版
やっぱりティファールの鍋は良い。
可愛いけれどなかなか用途に悩む.ミニサイズのパン型には使いやすい.
いい香り、サラサラになる
解任(事実)そして粛正(無情)、時々不幸(25ルーブル)
ピッタリ!可愛い
本社するといい色になります。
オシャレだよ~!!
未読という人には区別なく推薦したい
CGがあるから見ることができる迫力なシーンのかずかず
リピーティング用音源が良。
はずれを引いた?
完治しました
OHTO社の意地を感じる
雑な作り
少しの不満もあるがやはり今回のカービィも見逃せない
戻る