極限の状況におかれた人間の強さを描いた「小説」。素晴らしい。
「史実」を題材とした小説は数多くあるのに、
著者の小説が「記録文学」と呼ばれるのは何故だろう。
個人的な考えだが、
それは4つの理由があると思っている。

一点目は、
その作品からフィクション的な要素を取り除いた「史実」の部分もノンフィクション作品として一級品であること。

二点目はその作品が史実を題材とした単なる人間ドラマとなっているのではなく、
史実と人間が同じ価値を持って描かれていること。

三点目は、
作品に登場する人間も、
著者の取材と調査によって得たものからその個性が形作られていること。

そして四点目は、
著者の抑制の効いた文体である。


序文にある通り、
この作品の基になったのは、
漂流した人物の手記ではなく幕府(藩)の取調べ書である。
起こった事実は記されていても、
その人物の心情が記されているはずもなく、
その人柄は事実から推測するしかない。


この作品が、
事実だけを丹念に綴ったノンフィクションであったとしても圧倒的に面白い作品になったに違いないが、
それだけではなく「小説」として優れたものになっているのは、
やはり、
生還した長平をはじめとする、
著者の創造によって人格を与えられた登場人物によるものである。
肉体的にも精神的にも極限の状況に置かれた人間の強さを見事に描き切った作品である。


著者は7月31日に79歳で亡くなってしまった。
非常に惜しまれる死だが、
作家としては幸せな生涯だったに違いない。
漂流 (新潮文庫)

その他の感想

何度も組み替えるものではなさそうです
リッチな気分に
PitchBlackに。
読まなければ良かった。
世界共通言語である「数字」「ファクト」「ロジック」で決める!
簡単、楽チンですね
3Dの魅力の飛び出し感いっぱい
比較しにくい
画像ちゃうって
海外版 Xperia V LT25i でバッチリ使えました
絶頂期のLive!!
抜群の能力
今回ははずれました
本当に使えるお守りに偽りなし
A wonderful book full of the most precious contents about this Animated Series
みなさんのレビュー通りです
着用感が素晴らしい
キズに注意。
ちとキツイ
英語で英語の勉強
映像は美しく、矛盾が多い
The Snowden Files
粘着力は値段なり
尻派ですが、その胸に魅せられました
美しく、切ないお話でした
ちょっと座面が高いかも…。
ルイーズさんの教えの入門書
めくるめく菊地ワールド。
ディテールにまで行き届いたアウトドア志向
ビジュアル徹底(*_*)
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