マニア向け
作者は米国出身だが、
ドイツで北朝鮮研究の博士号を取得し、
韓国人と結婚、
現在は韓国の大学で教鞭を取る。

内容は、
北朝鮮の国内プロパガンダ(特に文学作品や絵画など)を通して、
彼らの世界観を探るというもの。

日本だと鈴木琢磨氏が行なっていそうだが、
まとまった本になっているものはこれ以外ないのではと思われる。
時期的には金正恩までカバーしている。


筆者の主張を一言で纏めると、
北朝鮮のイデオロギーの中核に位置するのは、
マルクス・レーニン主義や儒教思想ではなく、
朝鮮民族の純潔性・脆弱性という人種的思想であるというもの。

そして、
(1)金日成・金正日は民族の純潔性を守る存在として描かれ、
父性だけでなく母性的側面が描かれる、
(2)外国は朝鮮民族の純潔性を侵す忌むべき存在として描かれる、
(3)韓国は物質的には豊かでも米国の植民地で住民は塗炭の苦しみを味わうというのが大まかなプロパガンダの内容であるという。
(1)は目新しかった。
(2)、
(3)はまあ予想通りだが、
小説の引用など面白い部分が多い。

ただ、
筆者は、
北朝鮮のイデオロギーが一番類似しているのは戦前日本としているが、
戦前日本のイデオロギーについての考察は殆どない(昭和天皇が白馬に乗っている絵とよく似た構図で金日成が白馬に乗っている絵があるということぐらい)ので、
この主張には納得できなかった。

最後の方の展望では、
(ア)上記(2)に鑑みれば、
米国との完全な和解はないのではないか、
(イ)体制を一番揺らがせるのは、
韓国が自国に誇りを持っているという事実が伝わること、
他方(ウ)DVDなどが広まれば即体制が揺らぐというわけではないとのこと。
ただ、
(ウ)の根拠として韓国において日本の大衆文化解禁後に反日感情がむしろ増したとしているが、
何も論証していないし、
これは皮膚感覚と異なるのでは。

このように細部の論証が甘いところはあるが、
北朝鮮モノの好事家はそこそこ楽しめると思う。
The Cleanest Race: How North Koreans See Themselves and Why It Matters (Melville House Publishing)

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