本書はモラルを科学で解いています
書名に惹かれて読みました.一般向きの解説ですが,私にはけっこう難解です.不慣れな用語に悪戦しながら色々教わりましたので,その辺りを書くつもりです.著者の金井良太さんは脳科学の専門家で,現在は英国の意識研究センター准教授として活躍されている,気鋭の学者です.で,驚いたことに脳科学はモラルを研究対象にしています.モラルは哲学やら神学やらが扱い,サイエンスにはならないと思っていましたが,それが間違いでした.サイエンスとなればデータは客観的です.モラルという主観は客観的データになり,即物的に,早く言えば脳の解剖で分かるようになっていた.

脳科学が進歩したのは医者が診断に使うMRI(磁気共鳴断層撮影)のお陰です.これで脳が画像で分かります.MRIは更に進歩して脳の活性化している部位が分かるようになりました.f MRI です.これによって感じていること,考えていることが可視化できます.仮に私が良からぬことを考えると,脳の非倫理的部位が興奮して画像に出る.今では,脳科学でいう倫理の基盤(moral foundation)によって脳は細かくマッピングされていますから,被験者のモラル指向の度合いも画像をみれば分かるのです.そこで分かったことは,モラルは生得のものであり,生まれたときに既に決まっているのだと.次の記載が6頁にあります.

倫理観というのは,人間の脳の中にある根本的な道徳感情に由来する.人類が誕生し集団生活を行うなかで倫理的な感覚をもつ集団が有利であったがために,倫理観をもつ脳が自然選択によって選ばれてきた.(中略)それは進化の結果としての人間の脳の仕組みである.脳という人類共通の基盤があるということは,実は人類に共通の倫理観というものが想定できる可能性を示している.

私はこの歳,76になるまで上に紹介したことを知りませんでした.倫理観は共通の認識として先天的に存在するものだった.私は,モラルは人間が赤子時代かから成人に向けて育つ段階で環境から学んで身につけていくものだと信じていた.勿論,環境因子を脳科学は否定しません.環境は倫理観を育て,強固にしますが,倫理の母胎は生得のものでした.人は生きていくうちに倫理を強め,或いは弱めることもできるでしょう.これらの変化も脳の画像,MRI・f
脳に刻まれたモラルの起源――人はなぜ善を求めるのか (岩波科学ライブラリー)

その他の感想

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