必須のアナキズム論
本書のスタンスは、
あとがきにもあるように、
アナキズム論を知の道具として使うというものだ。
それはアナキズムを論じるうえで、
実は重要であるにもかかわらず、
あまりなされてこなかったことなのかもしれない。
つまりそれは、
さまざまな人間行動や思想のなかにアナキズムの要素を見出し、
アナキズムを既に現存するものとしてとらえ、
今に生かしていくという、
アクチュアリティの獲得ということを、
これまでのアナキズム論のおおくは怠ってきたということだ。
日本アナキズム論は、
閉鎖的で、
ノスタルジックで、
セクト的な議論しか、
できなくなくなってきているのではないか。
むしろ興味深いアナキズム論は、
「アナキズム」そのものが論じられていない領域に存在する。
本書では松本零士から「池袋ウェストゲートパーク」まで論述の範囲が広がっている。
また、
各章の論点が必ずしも全体として整合しているわけでもない。
もっともアナキズム自体が体系的かつ整合的に論じられるものではないから仕方がないのだが。


 道具ー方法として、
状況倫理としてアナキズムを捉えていこうというところで、
著者は鶴見のアナキズム論をとてもうまく使って論じている稀有の人のように思える。
でも(たとえば僕ならば)「資本」との対峙関係でアナキズムを理解し把握し評価するというような、
特定のアナキズムへイデオロギー的に「肩入れ」し、
敵対性を際立たせることでもたらされる思想的な力やある種の魅力というものに、
本書が欠けているという側面もある。
でも本書は面白い。
本書を通して思ったのは、
アナキズムは万華鏡のようなものだということ。
ほんの少し視角を変えれば、
絵柄がガラッと変わってしまう。
この変転の激しさが、
魅力的でありかつ多くの人の理解を妨げてきた原因であった。
本書は埋まるはずのないパズルを埋めようという試みであるが、
アナキズムに興味がある人にとっては入門書として最適である。


 
アナーキズム―名著でたどる日本思想入門 (ちくま新書)

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