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闇の守り人 (新潮文庫)

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参照データ

タイトル闇の守り人 (新潮文庫)
発売日販売日未定
製作者上橋 菜穂子
販売元新潮社
JANコード9784101302737
カテゴリ » ジャンル別 » 文学・評論 » SF・ホラー・ファンタジー

購入者の感想

18.08.24
和風というかアジアンテイストのファンタジー小説が一般的になってきてから久しいが、設定の緻密さやドラマとしての完成度において上橋菜穂子の作品は、このジャンらの代表作の一つではないかと思う。
特にこの守り人シリーズは、巧みな異世界の設定と心揺さぶられる人間の心情の描写が紡ぎだす素晴らしいファンタジー小説に仕上がっていると思う。

前作の精霊の守り人の物語の後、バルサは自分の過去と向き合うべく故郷のカンバルを目指す。
今回は、バルサの故郷となるカンバルが舞台となり、その地で古来から行われている”ルイシャ贈りの儀式”にまつわる冒険譚となる。
今回の物語のキーワードは、地下世界ではないかと思う。
古来、人類は冥界が地下に属するものと信じていた。
そこは、生と死の境界であり、先立ってしまった親しい人たちと会うことができる場である。
過去と対峙し、それを越えて生きていかなければならない主人公バルサには、良く考えられたシチュエーションではないかと思う。
物語の読後感は清々しく、この物語のふさわしいものだった。

15.01.02
ファンタジー作品は、海外ものも国産も玉石混淆。
軽々しく使われる「世界観」という台詞にさえも、もううんざり
…と、あきらめて久しかったのですが。
これは珠玉ですよ。
読書体力の落ちてきた私ですら、一気に読み通してしまったほどですから。
トールキンを引き合いに出すまでもなく、学問的素養をもった人が描く物語が、いかに厚みのある構造になるか、あらためて感じました。
あとひとつ。
学者ゆえ、女性ゆえに、「アクションシーンの弱さには目をつぶろう」と、勝手に決め込んでいた私をお許しください。活字の向こうにそのまま映像が浮かぶほどの、迫真の描写力です。

14.08.07
最近文庫化されたとのことで読み始めた守り人シリーズ。
1作目が面白かったので迷わず手に取った本書でしたが、
期待以上のおもしろさを味わうことができ、1作目よりおもしろかった、
という印象を受けました。

主人公バルサの過去の生い立ちを元に構成されたストーリーと
そこに絡まってくる故郷での新たなる動き・・・
緻密に構成された話の展開と完成された世界観に上橋先生の筆力の
テンポのよさが相まって、こちらもあっという間に読了してしまいました。

1作目でチャグムを守る中でバルサが感じた思いが、
2作目でしっかりと見つめ直されます。

1作目を読んでおもしろいと感じた方は絶対に読んだ方がいい、という感じです。

レビュー数 3 です

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