通信販売

人口減少社会という希望 コミュニティ経済の生成と地球倫理 (朝日選書)

41 人が閲覧しました
アマゾンで購入する

参照データ

タイトル人口減少社会という希望 コミュニティ経済の生成と地球倫理 (朝日選書)
発売日販売日未定
製作者広井良典
販売元朝日新聞出版
JANコード9784022630018
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会一般

購入者の感想

18.08.30
著書『人口減少社会という希望』というタイトルは、おそらく出版社が決めたのではないだろうか。
著者である広井良典氏自身は、人口減少を積極的に推進しようとしているのではない。
人口を増やして大きな労働力を創出し、税収を増大させることを国是とし、強い国力を備えるという
従来型のアメリカや中国的発想から転換すべきであると主張しているだけである。
その意味から、この著書の中で傾聴に値する内容は随所に見られる。
福祉政策としての優れた提案も多く、大変興味深いものである。
本著のみならず、広井氏の近著では、一つの大きな疑問に対する解決策に収斂してきている。
つまりそれは、ひたすら持続的に経済成長は続かない「定常化社会」の現実において、
目指すべき国民の幸福とは何か? そしてその実現に向けて何が必要であるか、ということである。

そもそも人はどのような条件が整えば、幸福となるのであろうか?
卑近な言い方であるが、経済的に豊かでありさえすれば、ほんとうに幸福になれるのだろうか?
当然政治的な観点における幸服追求というのは、それが第一義的であることは否定できない。
老若男女を問わず、国民が食べてゆけること、健康で安全に暮らしてゆけることこそが、
国の政策の根幹であることは確かなことである。
しかし、現代の日本の多くの若者世代は、雇用の総量が減少してゆく中で、
正規の職業に就くこともできず、失業率は他の世代よりもはるかに高いのだ。
これは、ある意味、彼らは疲弊の中で生きているということであり、この問題は若者に対する表層的な批判
(例えば、ゆとり世代のつけなどというのもその一つ)を行なうことにより、解決される単純なものではない。
さらに、今後の老齢者に対する現在の政策についても、老齢者たちの幸福につながるようにも思われない。
年金や介護の問題は、今後はますます切実さを増してゆくであろう。
日本における一つの負の現象として、近年の自殺者はその未遂者も含めると10万人にも及ぶという
この事態はどういうことだろう。

レビュー数 1 です

あなたの感想

コメントを書いて下さい

関連商品

アマゾンで購入する

人気の商品リスト

review | jan | happymail | pcmax | BBchat |
2009 - copyright© みんなのコミュニティ all rights reserved.