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国力論 経済ナショナリズムの系譜

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参照データ

タイトル国力論 経済ナショナリズムの系譜
発売日販売日未定
製作者中野 剛志
販売元以文社
JANコード9784753102617
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門

購入者の感想

18.07.26
現在の主流派経済学に疑問を感じている人は多いだろう。それは人を「底辺への競争」を誘う経済のグローバル化に理論的根拠を提供している。もし、あなたが主流派経済学では単なる障害として認識されている国家や政府をより積極的に評価する事で、この流れを食い止めようと考えるならば、入門書として本書は必読である。

主流派経済学がその始祖と認めるアダムスミスの主著名が「国富論」であるように、そもそも経済は国の一部として語られてきた。その意味で、経済は生活文化や歴史、芸術、宗教と同様、人間の集団たる国家の構成要素の一つにすぎない。それが、「豊かさ」という幻想に引きずられ、経済最優先の風潮が広がり、結果、底辺への競争を繰り広げているのだ。我々はどこで間違えたのだろうか。

著者は主流派経済学、マルクス経済学と違う第三の道として経済ナショナリズムを提案、これに繋がる思想を多くの偉大な経済学者、哲学者の中に見出してゆく。だが、それほど影響力を持っていたこの考えがある時を境に忽然と消えさり、現在、跡形もないのは不自然極まりないとふと気がついた。もしかしたら、マルクス経済学が冷戦におけるソ連の敗北により完全に否定されたように、第二次世界大戦におけるナチス・ドイツの敗北が経済ナショナリズムを否定したからではないのか。この勘が正しければ、経済ナショナリズムは国力増進に大きな効果を持つが、暴走する可能性もある、と言う事になる。この辺り、今後の個人的な課題にしたい。

なお、著者は経済ナショナリズムとナチズムとはなんの関係もないとしている。

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