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誤解だらけの「危ない話」―食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで

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参照データ

タイトル誤解だらけの「危ない話」―食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで
発売日販売日未定
製作者小島 正美
販売元エネルギーフォーラム
JANコード9784885553523
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » マスメディア » メディアと社会

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18.06.08
 危ない話に対する誤解の原因として、安全商品の販促、マスコミの無能無知が原因となる科学的誤り、その誤りを訂正しないマスコミの体質。後に安全だという新知見がでても記事にしないこと、つまり危ない記事の方が人気があるという消費者の問題。伝聞による情報の変質。などが書かれており、これらの話題に関して疫学的(統計的)考え方の重要性が述べられていることが評価できる。
 すべてのものには良い点と悪い点が存在し、その得失が分離できない場合、利得が大きければ多少の危険性は甘受することが必要である事を力説している。その中には生命の価値を金銭で評価することや環境問題からの観点の必要性も述べられており評価できる。

 これらのことをふまえ適切な情報を発するため、メディアを教育することの必要性、第三者機関やNGOのような組織による情報の質の管理についても「メディアパトロール」という造語で政治的解決を提案している。
 最後に、科学技術に対する「何となく気持ち悪い」をクローンや遺伝子操作で説明しており、人間の感情の解決の困難さを嘆いている。
 
 内容が広く、個々のテーマへの踏み込みが浅いが、「情報の読み方入門」としてお薦めです。学校でも本書のような考え方を教育してほしいものだ。浅いとはいえページ数にして後半の約半分を費やしており、第6章以降に本書の価値がある。同時期に読んだ、「メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学(光文社新書)」よりもかなり的確な視点で問題を捉え解決策を提案している。感情的な記述も少なく好感が持てる。唯一の不満は、科学を知っているからこその不安、つまり科学者の第六感(ひらめき)が書かれていないこと。このひらめきこそが科学の革新もたらしてきたのであるが、まあ、本書のテーマを考えると(たとえ筆者は気づいていたとしても)おくびにも出すまい。

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