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すぐわかる琳派の美術

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参照データ

タイトルすぐわかる琳派の美術
発売日販売日未定
販売元東京美術
JANコード9784808709556
カテゴリアート・建築・デザイン » 芸術一般 » 美術史 » 東洋・日本美術史

購入者の感想

15.10.18
最近の美術史の捉え方として「琳派」という範疇が一般化されています。実際、狩野派のように組織だって伝承されたものではないのですが、そのイメージするところを分かりやすく包括している概念なのです。個人的には、それぞれの絵師や陶工の個性の集合体としてとらえていますが。
その素晴らしい作品群を俯瞰して眺めることができる本書の価値は高いと思います。

章立ては、「琳派の登場−俵屋宗達とその周辺−」、「琳派の確立−尾形光琳とその周辺−」、「琳派の発見−酒井抱一とその周辺−」、「琳派の伝統と再生−近現代の琳派風作品−」となっています。

俵屋宗達が養源院の杉戸絵に描いた大胆な「唐獅子」や「白象図」は、「風神雷神図屏風」に共通する奔放さがありますし、本阿弥光悦の「舟橋蒔絵硯箱」の独創性は現代の意匠工芸につながる斬新さに満ち溢れています。尾形光琳の「紅白梅図屏風」「燕子花図屏風」「八橋蒔絵硯箱」の美しさや、弟の乾山による一連の乾山焼の見事なフォルムもまた本書で確認できます。野々村仁清の「色絵金銀菱文重茶碗」のモダンさは筆舌に尽くしがたいですが、仁清・乾山という時代順での掲載の方がしっくりとくるのですが・・・。

酒井抱一の「四季草花蒔絵茶箱」、鈴木其一の「水辺鵞鳥図屏風」、近代の琳派を代表する神坂雪佳「百々世草」という流れはまさしく琳派の本流でしょうが、下村観山や横山大観を本書に収録するとなると少し範疇が広がりすぎるきらいがあります。
美術史の流れを把握しているわけではありませんが、琳派というジャンルの確立には、ある程度コアな部分の特徴を強調するほうが分かりやすかったようにも思いました。

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