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The Varieties of Reference (Clarendon Paperbacks)

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参照データ

タイトルThe Varieties of Reference (Clarendon Paperbacks)
発売日販売日未定
製作者Gareth Evans
販売元Oxford University Press
JANコード9780198246862
カテゴリ » 洋書 » By Publisher » Oxford University Press

購入者の感想

15.03.06
指示論とは現代分析哲学の議論の基本的なトピックです。
フレーゲ、ラッセルによる記号論理学が哲学の議論に持ち込まれてから、問題になってきたものです。有名な議論は次のようなものです。
「明けの明星」と「宵の明星」はどちらも実際に太陽系を運行している"金星"のことを意味しています。この時、それぞれ「明けの明星」の意味は金星で、「宵の明星」の意味も金星であるということにすると、「明けの明星は宵の明星である。」という文は「金星は金星である。」という文と同値であるということになります。この文は形式的に表現すると"A=A"型の文となり、単なるトートロジーで何の情報も持っていないことになります。そうすると、先の文が持っていた、金星は季節により明け方に見えたり、夕暮れに見える。という科学的な知見がなくなってしまうことになります。そこで、さあ大変!名前(明けの明星、宵の明星)の意味が単にその指示対象(金星)ではないとすると、何なのだ?といって始まるのが指示論と呼ばれているものです。
上記のようなフレーゲ、ラッセルの古典的な議論を、ウイトゲンシュタインの議論を踏まえて再検討したものが現代指示論です。
現代分析哲学をやるのでしたら、指示論は押さえておかなければならないトピックですので、本書は必読書と言ってもいいでしょう。
著者は1980年に若くして亡くなってしまいました。非常に残念です。

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