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論理的に考え、書く力 (光文社新書)

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参照データ

タイトル論理的に考え、書く力 (光文社新書)
発売日2013-11-15
製作者芳沢 光雄
販売元光文社
JANコード9784334037710
カテゴリ人文・思想 » 言語学 » 日本語・国語学 » 日本語研究

購入者の感想

15.11.25
 芳沢先生といえば近年は「数学教育法」にも力を入れていらっしゃる。
第1章「ゆとり教育の「負の遺産」」では出張授業などの「普及活動」
の受け手たる小中高教員の現場の一面が分かりおもしろい。
この本の真骨頂は第4章「論理的に考え、書く力を磨くために意識したいこと」である。
数学者たる著者の
「その場しのぎでないまなびを広げるために、今後もひたむきに努力してまいる」(p192)
気持ちが伝わるのでここだけでも読むことを薦める。

光文社新書で出ているので、出版社には、佐藤優先生との数学、神学をめぐる対談および寺脇研との「ゆとり教育」をめぐる対談をリクエストしたい。

15.01.03
 本を見るとき、題と構成だけでなく細かい編集にとくに注目します。著者の本では数式の多い「新体系・高校(中学)数学の教科書」が高い評価を受けていることは周知のことですが、私が関心を持つのは数学と社会や教育との関係を説いた数式の少ない書です。その立場から著者の「数学的思考法」は優れていると思い、反対に著者の「数学で分かる社会のウソ」や「いかにして問題をとくか・実践活用編」は雑な編集を感じ、あまりお勧めできません。
 本書は「数学的思考法」続編と捉えられるもので、題・構成・編集三つの点で高く評価したいです。題はネット上で識者のコメントもいくつか載っている朝日新聞「私の視点」に掲載されたもので安定感があります。
 1章では大学の現場から見た大学や学生の問題点が「考えて論述する」という視点から詳しく述べられています。この部分は大学外の評論家が書いたものと比べて実にリアルで迫力を感じます。
 2章では1章で紹介した個々の要因の一つと考えられるマークシート式問題の問題点を、国語の問題二題を著者が作って述べているように、「単に数学だけの問題ではない!」という主張に納得します。
 3章では、「ゆとり教育」は格差拡大の教育と総括している点が、他の「ゆとり教育」反対者とは趣が異なる点で、社会の格差やデータから述べている点に注目します。また教員採用の地方と大都市圏の異なった状況を、採用試験の難易度ばかりでなく論述式・マークシート式という視点から捉えている点に注目します。
 4章では、「数学的思考法」出版後の社会問題である消費税増税、本年の参議院選挙、AKBじゃんけん大会などの身近な題材を用いて数学的な考え方を説明しています。
 大学入試の在り方が論じられている現在、一石を投じる書になると思います。

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