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Unbeaten Tracks in Japan

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参照データ

タイトルUnbeaten Tracks in Japan
発売日2011-03-30
製作者Isabella L. (Isabella Lucy) Bird
JANコード登録されていません
カテゴリSubjects » History » Asia » Japan

購入者の感想

15.10.06
Isabella L. Bird 著のUnbeaten Tracks in Japan をAmazon で購入して読みました。そして幾つものことに驚き、啓発されました。まず、明治初年の日本に英国(スコットランド)からはるばるやって来て、特にほとんど未開の東北から北海道まで一人の通訳の日本男性をつれただけで、単独で旅をしたという事実は驚きです。その旅の様子を克明に偏見をあまり持たずに記録したことに敬意を表します。描写が鮮明で、活き活きしており、凝った文体等は使っていないので、もっと原文のまま日本で読まれていいと思います。もうあの頃に日光に金谷旅館があってそこに泊まったこと、小学校では畳ではなく床にイスを置いて勉強していたことなど、語られる細部を興味深く読みました。特に感銘をうけたのはアイヌの方たちに偏見なく接し、それで彼等が日本語の通訳を通して日本政府にたいして憤りながら自分たちの窮状を訴えたことが書いてあり、日本歴史では教えなかったことを今になって知りました。歴史は多角的な見地から見ることも教えられます。各所に著者自身の見事に描いた挿絵があり、文章を益々立体化しています。翻訳もあるようですが、ある程度以上英語力があったら、英語の方が数倍楽しめます。未知の国のことではないので、理解しやすいです。

15.05.24
Unbeaten Tracks in Japan のKindle 版はこの無料版の他に有料の版が4種も出ている。それぞれどう違うのかと思い、Tuttle 版(781円) ともう1冊Dover Edition(782円) をダウンロードしてみた 。Tuttle 版は New Edition, Dover版は First edition だがどちらも同じイラストが載っているのに対し、無料版にはイラストが無い。当時の様子がわかるイラストが省かれてしまっているのは致命的な欠陥といえる。

14.11.15
外国人による開国後日本の紀行文は数あるが、バードのこの作品は代表的な物として著名。

明治11年日本を訪れた彼女は従者一人を連れ、

江戸から日光、鬼怒川から会津、新潟、山形、秋田、青森、北海道へ至る。

現在の国道に比定するならば、

R4⇒R119⇒R121⇒R49⇒R113⇒R13⇒R7⇒R5⇒R36⇒R235⇒R237

というルートが最も近いと思われる。

鉄道導入期にあった当時の日本では道路整備は後回しにされていたと言われており、

特に山間僻地での道路状態の酷さについて、バードはつぶさに触れている。

その一方で、三島県政下にある山形県内で囚人使役による道路改修が行われていた事、

北海道での札幌本道整備過程の様子が記述されている事など、細かい記述も見落とせない。

また当時の山間部の衣食住・衛生状態・文化について、

日本人では気づかない面についての記述があり、史料価値は高い。

特に印象的なのは日本人の物見高さで、初めて白人女性を見た人々は群をなして

”見物”し、将棋倒しで怪我人まで出る始末。

彼女の泊まる宿の障子の穴から、無数の目が覗いていたという記述も面白い。

北海道の平取まで足を伸ばした彼女は、アイヌコタンにしばらく留まり、その生活を記録している。

義経神社に関する記述と、当時のコタンコロクルと思われるベンリの微妙な応対に、

何事かを示唆する物があり興味深い。

明治激動期にある日本の奥地までつぶさに描いた紀行は多くはなく貴重。

素直な彼女の好奇心が読者にも伝わり、紀行文としては記憶に留まり易い著作と言える。

この作品の一節が引用されることが多い事からも分かるように、

国内紀行作品の中では必ず押さえておくべき一冊である。

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